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Feb 26, 2014 - 5 minute read - Comments - misc

プロフェッショナルの条件 Part 4 自分メモ

Part 4 意思決定のための基礎知識、より以下の各章ごとに自分メモを。

  • 1 章 意思決定の秘訣
  • 2 章 優れたコミュニケーションとは何か
  • 3 章 情報と組織
  • 4 章 仕事としてのリーダーシップ
  • 5 章 人の強みを生かす
  • 6 章 イノベーションの原理と方法

きちんと理解できているつもりでも文字におこすことで違う何かを見つけることができ るかも、ということで。

1 章 意思決定の秘訣

成果をあげる意思決定を行なううえで必要とされる五つのステップ。

  • 問題の多くは基本に関わるものであり、原則や手順についての決定を通してのみ解決できることを認識する

  • 決定が満たすべき必要条件を明確にする

  • 決定が受け入れられやすくするための妥協を考慮する前に、正しい答えすなわち必要条件を満足させる答えについて徹底的に検討する

  • 決定に基づく行動を決定のプロセスに組み込む

  • 決定の適切さを結果によって検証するために、フィードバックを行なう

  • 意思決定の成果をあげるには、まず時間をかけ、「基本的な問題か、例外的な問題か」「何度も起こることか、個別に対処すべきことか」のいずれであるかを知らなければならない

  • 一般的な状況を特殊な問題の連続として見る間違い

  • 決定が満たすべき必要条件「その決定の目的は何か」「達成すべき最低限の目標は何か」「満足させるべき必要条件は何か」を明らかにしなければならない

  • 満たすべき必要条件を満足させるうえで何が正しいかを知らなければ、正しい妥協と間違った妥協を見分けることはできない

  • 決定は、最初の段階から行動への取り込みをその中に組み込んでおかなければ、成果はあがらない

  • 決定の基礎となった仮定を現実に照らして継続的に検証していくために、決定そのものの中にフィードバックを講じておかなければならない

  • コンピュータが扱うことのできるものは抽象である。抽象化されたものが信頼できるのは、それが具体的な現実によって確認されたときだけである。それがなければ、抽象は人を間違った方向へ導く。

  • 決定においてもっとも重要なことは、意見の不一致が存在しないときには、決定を行なうべきではないということである。

  • 最後に、「意思決定は本当に必要か」を自問しなければならない。

  • 得るものが犠牲やリスクを大幅に上回るならば行動しなければならない

  • 行動するかしないか、いずれかにしなければならない。二股をかけたり、間をとろうとしてはいけない。

  • 「もう一度調べよう」という誘惑に負けてはならない。

2 章 優れたコミュニケーションとは何か

  • コミュニケーションとは知覚であり、期待であり、要求である。情報とは違う。

  • 聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。意味のない音波があるだけである。

  • コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。

  • われわれは知覚することを期待しているものだけを知覚する。

  • コミュニケーションは常に、受け手に対し何かを要求する。受け手が何かになることを、何かをすることを、何かを信じることを要求する。

  • コミュニケーションと情報は別物である。両者は依存関係にある。

  • 目標と自己管理によるマネジメントこそ、コミュニケーションの前提である。

3 章 情報と組織

  • 情報型組織は、必ずしも先端的な情報技術を必要としない。必要なのは、「誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているか」を問う意思である。
  • 情報型組織がもっとも必要とするものは、現場からトップにいたるまで、自己管理と責任のうえに立つリーダーシップである。

4 章 仕事としてのリーダーシップ

  • 効果的なリーダーシップの基礎とは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し確立することである。

  • リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。もちろん妥協することもある。

  • 第一の要件は、リーダーシップを仕事と見ることである。

  • 第二の要件は、リーダーシップを、地位や特権ではなく責任と見ることである。

  • 第三の要件は、信頼が得られることである。

  • リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。

5 章 人の強みを生かす

  • 強みに焦点を合わせることは、成果を要求することである。
  • 組織とは、強みを成果に結びつけつつ、弱みを中和し無害化するための道具である。

6 章 イノベーションの原理と方法

なすべきこと

  • 第一に、イノベーションを行なうためには、機会を分析することから始めなければならない。

  • 第二に、イノベーションとは、理論的な分析であるとともに、知覚的な認識である。したがって、イノベーションを行うにあたっては、外に出、見、問い、聞かなければならない。

  • 第三に、イノベーションに成功するには、焦点を絞り単純なものにしなければならない

  • 第四に、イノベーションに成功するためには、小さくスタートしなければならない。

  • 第五に、イノベーションに成功するには、最初からトップの座をねらわなければならない。

  • 予期せぬこと、ギャップ、ニーズ、構造の変化、人口の変化、認識の変化、新知識の獲得、という七つの機会すべてについて、体系的に分析することが必要である。

なすべきではないこと

  • 第一に、凝りすぎてはならない。
  • 第二に、多角化してはならない。
  • 第三に、未来のためにイノベーションを行おうとしてはならない。

成功するイノベーションの条件

  • 第一に、イノベーションは集中でなければならない。
  • 第二に、イノベーションは強みを基盤としなければならない。
  • 第三に、イノベーションはつまるところ、経済や社会の変革を目指さなければならない。

最後にもう一つ。

イノベーションは、どこまでそのリスクを明らかにし、小さくできるかによって、成功の度合いが決まる。どこまでイノベーションの機会を体系的に分析し、どこまで的を絞り、利用したかによって決まる。まさに成功するイノベーションは、予期せぬ成功や失敗、ニーズの存在に基づくものなど、リスクの限られたイノベーションである。

頑張ろう。

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